朝、目が覚めて、カーテンを開けてみると、一面真っ白。雪が積もっている。
(ホテルの窓から見た景色)
道路は、解けてみぞれ状態である。
今日は、帰国の日。
でも、ANAの人が、15時に迎えに来てくれるまで、6時間もあるし、12時間でには、部屋をチェック・アウトしなければならない。
せっかくの残された時間、有効に使おうと、出かけることにした。
3時までに戻らねばならないので、あまり遠くへはいけないし、雪のため、交通の遅れも考えなければならない。無難なのは、博物館かなと思い、博物館もあり、ショッピングゾーンでもある、コベント・ガーデンへ行ってみることにした。
ロンドンの地下鉄は、静かで、アナウンスなどはほとんどない。なのに、今日は、騒々しい。
「○○ライン・○○ライン・・・・・」なんと言っているのかはわからないが、どうやら、ダイヤが乱れているらしい。
地下鉄であるが、一部、地上を走っているところもある。(東京の丸の内線みたいに)
となれば、雪の影響を受けるわけである。
また、ロンドンの地下鉄は、線路から電気を引いているので、もっとも影響を受けやすい。
ホームに待っていると、電車は、すぐに来た。しかし、異常な込みよう。
見送ろうとしたが、隣の車両なら、乗れそうだったので、なんとか、乗った。途中で、何度も、とまる。普通なら、2分くらいで着く、次の駅まで、10分くらいかかった。降りる人がいて、すこし、楽になる。
どうやら、この駅で、すこし停車するらしい。
東京だと、電車が止まると、すぐに降りて、他の方法へ、切り替える人が多いが、ロンドンの乗客は、そのまま、じっと乗っている。(乗り換えのできる駅ではなかったこともあるだろうが・・)
10分もあれば、着くはずのところ、25分かかって、到着した。
オペラハウスの建物を見て、鉄道博物館へ行ってみる。
残念ながら、鉄道博物館は、工事中で、閉鎖。ショッピングモールを見て、
ロンドンの博物館といえば、やはり、大英博物館へ行かなくてはと思い、また、地下鉄に一駅乗る。歩いてもよかったか、雪のため、道がビチャビチャで、そこを歩きたくはなかった。
大英博物館の正面
大英博物館は、2年前のときも、帰国の日にきたが、広すぎて、ほんの一部分しか見れなかった。今回は、石棺やミイラを見た。ここは、人気のコーナーらしく、人が多かった。小学生が、団体で、見学に来ていた。
地下鉄が、遅れることを予想して、早めに大英博物館を出て、ホテルへ戻る。